Engineer-in-Austria

オーストリア人女性と国際結婚をしてオーストリアに移住してしまったエンジニアのブログ。

オーストリアで車を買う

総走行距離18万キロ走ったフランス車、逝く。

オーストリアに移住してから一番長く乗っていたシトロエンのC4 が電装系不具合やフレームにサビが出たりともうそろそろかなと思っていた矢先にエアサスのエアバッグが壊れて、シャコタン状態になってしまいました。(中古で買った時にはすでに14万キロ走ってました)

なんで新しい車を探していましたが、まず一番最初の優先順位は、「フランス車ではないこと(笑)」あまり詳しくは書かないのですが、そういうことなんですよ、フランス車は。ちなみにイタ車も大差ないと思いますね。外観はいいんだけどねー(笑)

フォードのSマックス(アズマックスではありません)

結局そのお世話になっていたディーラーさんに合ったフォードのSマックスを買うことにしました。その子もすでに13万キロ走っていても、お値段1万ユーロ。約120万ですよ。うち、子供3人いるじゃない、だからベビーシートを3つ載せないといけなくてそんな車ってなかなかないんですよ。ほんと、全然お金が貯まりません。

オーストリアらしい出来事が…

新しい車に乗り始めて数日たってあらためてタイヤを見てみると、タイヤがすんごいすり減ってるんですよ、もうこれで走っちゃダメだろってぐらいに。でも購入したときの契約書にはほぼ新品のタイヤもセットですって書いてあったわけですよ。

それをディーラーさんに電話で文句をいうと、「あ、そうですか、じゃあまたうち(ディーラー)まで持ってきてください」

あ、そうですかじゃなくて、そもそもタイヤをしっかりとチェックしてなかったのと、さらに気軽に持ってきてくださいって…こういうクオリティの低い仕事なんとかならんのかなぁと思うわけですよ。まあ現地人のうちの奥さんからしたら慣れたことみたいなのですが、それでもねぇ…

 

オマケのビックリエピソード。

古いシトロエンの車ですが、ディーラーさんでは500ユーロ、約6万円でしか下取りしてくれないということだったのですが、ルーマニア人に1000ユーロで売れました。決して何かをごまかして高値で売りさばいたのではなく、そのルーマニア人曰く、ボロボロでも大丈夫、車をルーマニアに持って帰り(片道16時間ぐらい運転して!)、そこで修理してまたオーストリアに持ってきて使うから。ルーマニアで直せば激安だからね、ガッハハハ!とのこと…なんというたくましさ…