オーストリアのクリスマスに参加してみたよ
今年も無事に乗り切りましたよ、クリスマス。
今年も例年通り、夕方5時ぐらいから始まり、おおよそ午前2時か3時ぐらいまで続くのですが、今回も子供が眠いとグズリ始めたタイミングで一緒に脱出することができました、去年のブログを読み返してみるとほぼおんなじような作戦をしてました(笑)
engineer-in-austria.hatenablog.com
まあね、せっかくだからちゃんと参加しておいた方がいいんじゃないかともちょっと思うのですが、子供が小さかった時にはさんざん参加したのでもういいでしょう。(てか、もう許して(笑))
それに次の日も子供は当然のことながらプレゼントで遊びたいので7時前に起きて、同時に僕も起こされるので、そのことを思うとついつい子供と寝てしまうのですね。
今年のクリスマスのプログラム
- 5時ぐらいから人が集まり始める、最終的には20人近く(うちも含めて)
- グリューワインを飲みながら談笑、その時が来るのを待つ。
- クリスキントが来た事を伝えるオルゴールが鳴り、クリスマスツリーが飾ってある部屋にみんな入室。
- そこで、みんなで数曲歌を歌う、同時に義理のお母さんのアコーディオンのような楽器で伴奏。
- ここでついに、プレゼントを交換。というか、クリスマスツリーの下にあらかじめ置いておいたクリスマスプレゼントをそれぞれの人に渡す。
- そしてみんなでメリークリスマス!(正しくはドイツ語でfrohe weihnachten!)とハグをしつつ、お祝いをする。
- お祝いムードのまま夕食が始まる。そして飲めや歌えやの宴会が続きます…
というのがざっくりの流れなのですが、うちの奥さんによると、ここまでしっかりイベントとしてやっているのはオーストリアでも珍しいようです。
以前にもお伝えしている通り、僕はオーストリアでほぼマスオさんをしています。
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それすなわち、僕と奥さんにもタスクがちゃんとあるわけです。
そもそも義理のお母さんがクリスマス当日も半日仕事があるので、うちの奥さんも長女としてかなりの部分を手伝っています。
まずは5時ぐらいからのグリューワインでのウェルカムサービスは奥さんの仕事です。そのためぐりゅーワインの準備などに僕も駆り出されます。
そして、夕食のデザートの準備も奥さんの仕事です。基本的にその間、子供の世話が僕の仕事になるわけです。
まあ当然なのですが、子供にとっては楽しいクリスマスのイベントも多くの労力の陰に成り立っているわけで…
どうして初めてクリスマスに呼ばれなくてよかったのか?
前回の記事で、初めてのクリスマスに呼ばれなくてよかったと書きましたが、ここまで読んでいただければわかると思うのですが、うちの奥さんの実家ではかなりの労力をかけてやっています。
さらに15年前ぐらいの付き合い始めたころには奥さんの祖父母もご健在でさらに固いクリスマスをやっていたようです。
またプレゼント交換も、大人が子供にあげるだけではなく、家族の間でプレゼンを交換するわけで、クリスマス1か月前になると、クジで誰が誰にプレゼントをあげるかを決めて、準備をしておくのです。
このようなことを考えると、あんまりオーストリアの文化、奥さんの家族と深く交流していなかった当時は呼ばれなくて本当によかったなと思うわけです。
じゃあ最近はどうなのかというと、悪い意味で脱力傾向にあるわけで…うーん、来年は本気だしちゃおうかな!?(笑)