Engineer-in-Austria

オーストリア人女性と国際結婚をしてオーストリアに移住してしまったエンジニアのブログ。

奥さんが働き始めることへの不安

奥さん、10年ぶりの社会復帰

今月からうちの奥さんがツアーガイドとして働き始めました。大学院を卒業した直後に妊娠が発覚し、でき婚からの専業主婦になりおおよそ10年ぶりに社会に出ることになります。ただ…正直、不安しかねぇよ(笑)

まあよくあることで、状況とか環境とかが変わるとそれまでうまく回っていたものも回らなくなるじゃないですか、ざっくりいうとそういう心配なんですね。

 

家庭としてちゃんと回るのか…?

正直に言って、いままで専業主婦ではあったものの、もう少しなんとかならないのかなぁと思うこともあったわけです。

よくある話題の炊事・掃除・洗濯だけではなく、お金の管理できてるのかなぁ?とか、ちゃんと子供がどれくらい宿題できてるのか見ているのかなど。

もちろん僕も今までこちらも深くまで状況を確認してこなかったので、むげに奥さんに責任を負わせることはできませんし、自分もその状況を打破するだけの手を打ってきたわけではないので、けっきょく同じ穴のムジナで、いまの状況に満足していると認めなければならないわけなのです。でもそれは最低水準だったわけで。

しかし、いくらツアーガイドが不定期、かつフルタイムではない仕事とはいえ、少なからず影響がでてくるはずなんですよ。そのときに今の満足している状況がどれだけ変わるのか、その深刻さがどれくらいなのか、まったく計り知れないところがさらに恐ろしいんですよね…

(いやー書いててますます不安になってきた…)

その一方で、奥さんにも仕事をセーブしろとか、ほどほどにしておいてとも言いたくもない。

 

奥さんにすれば最後の逆転のチャンスなのか?

冒頭でも書いたとおり、うちの奥さんは10年ぶりに社会に出ることになります。彼女が大学で勉強したことも実社会で役立つものとはほど遠く、今からその分野で職を見つけるのはほとんど不可能でしょう。

逆に、もしこのツアーガイドのチャンスを逃していたら、できそうな仕事はレジ打ちのバイトぐらいになってしまい、そしておそらくそれは避けたいというプライドがあるのではないかと思います。

さらに、ここオーストリアでは女性も働いていて当たり前的なところがあるので、もしかするとそういう社会的なプレッシャーも感じているかもしれません。

…そう考えると、もうがんばって!としか言えないわけなので。

 

杞憂なのかもしれないんだけどね…

まあもしかしたら、働き始めた後も状況に大差なく今まで通りの生活の質を維持できるという可能性もあるわけで、まあそこは始まってみないとわかんないということで。

どうなることやら…