Engineer-in-Austria

オーストリア人女性と国際結婚をしてオーストリアに移住してしまったエンジニアのブログ。

イタリア旅行 - 僕と14人のオーストリア人

『えげつねェなぁ………』

そう直感した人はかなりオーストリア人と接したことがある人でしょう。
1週間、イタリア旅行に奥さんの一族と総勢15人(僕を含む)で行ってきました。そこで露呈する、オーストリア人のポンコツ具合をお届けします。

「オーストリア人とは、ドイツ人とイタリア人を足して2で割ったものと見つけたり」

これは僕がオーストリア人を形容するときによく使う頻出フレーズです。
ドイツ人ほどきっちりはしていないけど、イタリア人ほど適当ではない、その間の感じだと。
ちなみにオーストリア人をほめる時には、そのあとに、
「いやぁ、本当にオーストリア人はいい人たちだよ、ドイツ人よりも融通がきくし、でもイタリア人よりもしっかりしてるしね。」
とヨイショしておきましょう。
さらに上級者を目指したい方は、目の上のたんこぶであるドイツ人をもうちょっとディスるとさらにいいかもしれません。

が、しかし、14人ものオーストリア人がそろうと、もうどうしようもなくポンコツになるのです。

 ポンコツ事例1:
みんなでレストランに行くことになり、ホテルで20分ほど待っていたが、全員そろわないので、しかたがないねとレストラン行ったら、ほかのメンバーはすでにレストランにいた。

あんだけぺちゃくちゃぺちゃくちゃ長々とおしゃべりはするけど、なぜ重要な情報はシャアされていない。
うちの奥さんも電話して状況を確認したりもしない、もう謎です。

ポンコツ事例2:
たとえ子供がぐずっていたりしても、みんなで雑談を楽しみ、みんなが食べ終わるまでレストランからは帰らない。

レストランでの夕食では子供たち(5人!)は早々に食べ終わり、1日中海で遊び疲れ果てて、また夜も遅くぐずりだしていましたが、みんなが食べ終わり、一通り談笑が終わるまで帰らない、子供が疲れてるから先帰ります、もしくはそろそろ帰りませんかとも言わない。

後日奥さんと話す機会があって聞いたら「まぁ、子供も学ばなきゃダメだから」と。
一般論としては間違ってないですよ、ただね、その時はもうとっくに寝る時間も過ぎてるし、いつも以上に疲れてたやん!
学ぶにしてもベストなタイミングではないでしょ。

さて、このイベントはまた来年の開催も決定しています。
今年は3人ほど参加できなかったので、来年は17人になる可能性があるんですよね…
うん、えげつねェなぁ…