Engineer-in-Austria

オーストリア人女性と国際結婚をしてオーストリアに移住してしまったエンジニアのブログ。

アムステルダムで感じたオランダ - オランダ人とは?

前回はオランダ人気質についての記事でしたが、今回は社会インフラと人種という意味でのオランダ人について。

engineer-in-austria.hatenablog.com

 

公共インフラも目標は高いが、実装が…

路面電車ではキャッシュレスで、マエストロカードやクレカですべて払えるシステムを構築しようとしているのだが、調子が悪いとかなんとかいって払えないことが4、5回あった。
また一度、路面電車が5分ぐらい停車したままで、何のアナウンスもなく突然ガクンと動きだし、何事もなかったかのように運行を始めることもあった。
毎日路面電車で出社していたのだが、各駅には時刻表がなかった。その代わりに電光掲示板であと何分できますという表記がされているだけ。イジワルな見方をするとしっかりと決まった時刻で運行できません、だからいつごろ来るのか時間だけはお知らせしますよという方法。これはアムステルダム中央駅に出入りしている路面電車で10分おきぐらいに電車が来るのでこのようなやり方でも成り立つのかもしれないけど、日本の山手線はあれだけ頻繁に電車が来ていてもちゃんと時刻表はあるからね…
まぁこの手の類の時間にルーズと言うのはヨーロッパあるあるなので、アムステルダムが劣っているわけではありません、ただアムステルダムやロッテルダムは運送業で発展してきた街のはずなので、もう少し頑張ってもいいんじゃないかと…


オランダ人とは何か?

見た目的な意味では全く分からない(まぁ観光地にいたからかもしれないけどね)
街には白黒黄色がおり、それぞれのコミュニティーを構成しているようであり、それぞれにとって居心地のよい居場所を作っているように感じた。ここまでカラフルなのはほかのヨーロッパの国でもなかなかないのではないかと思われる。


その一方で出向していた会社の従業員はほとんど、というか1人のワークショップのメカニックを除いて全員が白人であった。(ヨーロッパではエンジニアは高給取りのインテリの仕事を認知されています)
そう考えると、いくら同じオランダ人といっても、人種間で教育などの考え方、もしかすると一般常識などもかなり異なるのかもしれない。
部屋の掃除などのサービスの質が低いのも背景として、そのような理由があるかもしれない。
おそらくオランダはヨーロッパ内でもきわめて移民やその2世代が多く、そのようなサービス業の多くは移民が担っていると思われる。
もちろん彼らのサービスの質はヨーロッパのスタンダードではなく、彼ら、彼らの親が育ってきた母国のスタンダードでサービスを提供しようとすると当然、質が低くなることになるのではないかと思う。

 

見た目では

結局わからぬ

オランダ人